Monologue

Industry Achievement Award

いやぁ〜先週のベトナムトリップレポート「行くぜ! ベトナム ホーチミン!!」は、とんでもない事になっちゃいましたね。

結局、苦手なクセして、やりだしたらアレもコレもやりたい!! 妥協なんかしねぇぞ〜!!(いや僕の中でです)となり……最終的に収拾がつかなくなり、誰も頼んでいないのに前編・後編に分けるって….。

オイ!! なにやってんだ自分は!!!ってなるでしょう? なりましたよそりゃ。巻き込んだスタッフの皆さんご迷惑おかけしました….。

それでも、まさかの二日連続投稿がしつこかったのか、不思議と色々な人から連絡がありました。「ベトナム観たよぉ〜」って。あんまり期待される結果を残していないのに有難い限りです。

変な事ばっかり書いて「この人、ちょっと大丈夫かな?」と思われていないか少し不安にもなりましたが、シンプルに嬉しかったです。有難うございました。

このブログがきっかけでお話しする事に繋がれば広報としても嬉しい限りですので、なるべく……いや限りなくなるべく時間を作ってスタッフの皆に迷惑をかけないように更新していきます。

今日は、オフィス階はお休みなので、誰にも迷惑かけず一人黙々とやろうといざ本牧へ。

実は毎日の通勤途中で、ずぅ〜っと気になっている事があります。自宅の近所に製あんのお店があるんですよ。

お店の入り口の上に大きく「あん」とひらがなの看板があり、引っ越してからかれこれ4年、気になってしかたありません。ですが未だにこの「あんこ」専門のお店には入った事はなく、いつも想像を掻き立てられながらこのお店の前を通過しています。「あんこ」は大好きです。粒あん、こしあん、白あん、うぐいす餡、ずんだ餡も全部平等に好きです。今日も差し入れのあん饅を美味しく頂きました。ただ、僕の乏しい想像力だと「あんこ」だけを売っているお店のイメージが出来ません。

どういうタイミングでお店に行けばいいんだろう….。会社では、広報という立場で4,000キロ離れたベトナムでも躊躇ゼロで飛び込んでいけますが、プライベートでは、限りなく地味で暗い人間ですので、1キロ先のお店に入る勇気がない。そうこうしていたら二年前、家内が娘の行事で餅つき大会用に、僕がずっと気になっていたあの「あんこ」のお店を利用しました。平静を装いつつ聞いてみると普通に一見さんである彼女に小売りで「あんこ」を販売してくれたと。当たり前の予想通りの結果ながらも、そもそも和菓子が大の苦手な彼女に先を越されるとは思ってもみなかったので、ちょっと悔しさを感じました。中学生の時、2年間カタログをボロボロになるまで眺め、貯金したり、勉強頑張って、ようやくごく標準的なギア付きマウンテンバイクを買ったら、近所の同級生がカタログの最高峰モデルをサラッと買ってもらっていた時の感覚と似ています。なんともいえない……やりきれない…..そんな気持ちです。先日もお店を気にしつつ通りすぎると一枚の貼り紙が入り口に貼ってあるのに気付きました。

「モナカの皮 販売しています」

なんてこった……..もう二度見しましたよ衝撃的すぎて。

「あんこ」を売っていながら「モナカの皮」も販売しているなら、もういっその事、「モナカ完成品」にして売ってくれれば、どれだけ僕がお店に入りやすかったか…..。ますます難易度が高くなってきたと思いながら帰宅し「「あんこ」と「モナカの皮」がまさかの共にソロで活動中だったよ」と熱く家内に話してみても「あ、そう」しかなく。キィ〜!!! もうこうなったら行くしかないって思えたら良いんですけど、そこはほら根が暗いんで、「あんこ」の事、お店のこと、製あんのことを色々と調べ始めていました。

なるほど、そうだったのか。普段よく口にしている「あんこ」はそう簡単に出来るものではない事、選び抜かれた良い素材を、さらに美味しさを追求するため扱いが難しい道具を使用し、手間暇をかけて職人さん達が作り上げている「あんこ」という完成品なんだという事がよくわかりました。

日本人の僕からしたら、「あんこ」という存在は、「非日常」ではなく「日常」のモノで普段から口にしていて、なかなかどうやって出来るのかとか、このようなお店がある事によって和菓子屋さんだったり、パン屋さんだったり、そこから先の世界が成り立っていた事などに気づきもしませんでした。公共のライフラインもそうですがモノづくりによって「日常」の世界を作る事の凄さを改めて感じました。

いつの日か僕もこのお店の「あんこ」で「あんこ」大好きな娘と幸せな時間を過ごす事が出来るだろう。楽しみが一つ増えました。

そう、モノづくりの凄さと言えば、1月にポモナで開催されていた Grand National Roadster Show(以下GNRS) に行ってまいりました。

えぇ〜!! 今回のブログ本題GNRSまでの前振りが長すぎて、我ながら引きますね….。

あれ?なんで今こんな「あんこ」に熱くなってんだ?と思いましたが、もう何も考えないで書いているとこうなるんすよ。ちょっと嫌な予感がしてきました。危うく「行くぜ! ベトナム ホーチミン!!(このキャッチ意外と好きです)」って言いかけるとこでしたが、今日は違います。一人なんでスマートにいきますよ。

GNRS はカリフォルニア州ポモナで開催されており今年で70回目、世界最大規模、世界最高峰そして現在まで続いているショーの中で世界最古の歴史とも言われる…… もう永遠と枕詞のしりとりが出来そうな、そんなとても格式高いイベントです。今年は日本からもたくさんの方々が来られていてお会いする方も多かったです。嬉しいですね。

今回で僕にとって3回目のGNRSの経験。

初めての時は、第63回GNRSの時。アメリカに到着し、GNRS への道中のフリーウェイで上半身乗り出して撮影をしていたらメガネが吹っ飛ぶという事件がありました。
会場に着いて、早速不祥事を報告し、メガネが無いのび太状態の僕に、Shige-san がまるっきり顔の幅の合わない度付きレイバンの Aviator を借してくれました。

僕の余りにも似合わない Fat Boy Slim の CD ジャケットのような出で立ちが相当インパクトがあるのか、その後会場でお会いする日本人の人たちを次々と失笑させていきました。そして帰国後、トリップレポートを3人合作にして、今までに無いモノ作ろうぜ!!って思いつき、凄い盛り上がって、苦しんで、楽しかった思い出です。今見てもこのレポートの作り込みは異常です。

2回目は第67回目GNRS。出発時の羽田空港でぼ〜っとしてたら、三栄書房の「モーターヘッド」マガジン編集長からいきなりGNRSを撮影して、原稿を書いて欲しい!! って電話が来たんでした。えぇ〜本気で僕に言ってるんですか?となった記憶があります。今日、3年ぶりにその時撮影した写真と自分が「モーターヘッド」マガジンで書いた原稿を読みましたが、凄まじい原稿…..。雑煮と箱根駅伝、プロレスラーの必殺技から始まり、大統領選挙の話題でイベントを締めるという狂って尖ったぶっ飛んだ内容。よく本屋さんで並ぶマガジンにこんな原稿採用してくれたなぁと。30代の熱さって凄いわぁ〜。さすがに今はもっとマイルドですよ。

3回目のGNRS。兎にも角にも僕に取ってこのイベントは、色々な意味で目標としている存在です。
今回僕が撮影してきたこのイベントの模様は、4月に発売される Fly Wheels Magazine で掲載されますので楽しみにしていてください!!

一人の人間として、常識を越えたクオリティー、この国のカルチャーの歴史の凄さを感じる膨大な台数のクルマを観る事も魅力ですが、仕事としてここに来ると、「どのようにスタッフの人たちがこのイベントを運営しているのか」という部分の方が、正直気になってしょうがなくなります。

会場内のレイアウト、問い合わせ対応窓口、イベント限定商品の販売ブース、入場パス・プログラムの印刷物、バナー・案内看板、ジャッジメント方法、タイムスケジュール、警備スタッフ、ブース内の展開方法、展示車両の配置・ディスプレイ、ゴミ箱の配置間隔、トロフィーなどなど無限と出てきます。

これは、春に開催する MOONEYES Street Car Nationals® (以下SCN)や、12月にパシフィコで開催する Yokohama Hot Rod Custom Show(以下HCS)など、スタッフの一人として運営していくにあたり、このGNRSというイベントの存在が僕にとって目標到達地点だと考えているから。Shige-san に以前、同じ事を話した時、「偉そうな事を言って….」と言われましたが、百も承知です。

このイベントで「凄い」とか「楽しい」と実際に自分が感じた事を見逃さず、SCN・HCS など自社のイベント業務にフィードバックしていくのが僕の仕事だと思っています。

今回も色々な事を観て、感じて、最終日となる日曜日の午後3時前にメインビルディング4のステージ前の椅子に座りました。3時過ぎには表彰式が始まるのですが、Award の数が尋常じゃありません。ヨコハマの HCSでも100個以上のAward を準備しており、イベント当日僕の担当はAward絡みの進行全般なので怒涛の忙しさになるのですがGNRS はそれの比じゃないのです。なので表彰式最後のAmerican Most Beautiful Roadster(AMBR)の発表まで3時間以上かかります。

並べられた凄まじい数のトロフィー、読み上げていくMC、ステージ上のトロフィー授与とオフィシャル撮影、これがとてもスムーズに進んでいきます。相変わらず すげぇな….の一言です。しかも読み上げていくMCに合わせて、受賞車両が大型スクリーンに映し出されるんです。以前二回来た時もこの部分が一番「これやってみたい!!!」と思っている事なんですが、まだ実現出来ていません。観客席で観ているとザワザワしてきてスクリーンが全く機能しなくなりました。なにかPC側にトラブルがあったようでスクリーンにPCのホーム画面であったり、アプリケーションを立ち上げている画面が映し出されます。PC側のスタッフが走ってステージに上がりMCスタッフに確認をする事を繰り返していました。どんなに綿密にくどいほど準備を重ねていてもイベントでは必ず予期せぬ事が起きます。こういう時にどう動いて、正常に戻していくのか今回の表彰式でとても勉強になりました。

表彰式開始から二時間半を過ぎた頃でしょうか。スクリーンに「Special Awards」と映し出されました。

遂に来た!! 実は表彰式直前に、Shige-san こと Shige Suganuma とMOONEYES USA 代表である Chico-san ことChico Kodama が表彰されるというハナシを聞いていました。何のAward? クルマを出展していないのに何故?と思っていましたが、時間が無かったのでとにかく観客席に座り続けこの瞬間を待っていました。

Industry Achievement Award

このイベントを含むマーケット全体に長年貢献した事を表彰する Special Award でした。ステージ上で大きなクリスタルガラスのプラークを二人が授与された時、いつの間にか僕もステージに上がって二人を撮影していました。たぶんこれは考えてとかでなく自然と身体が動いていったんだと思います。シラフだったらGNRSのステージを僕みたいな人間が駆け上がるなんて出来ないですから。そんな度胸ないですよ僕には。

そういえばこのイベントに来る事を昨年から計画し、来場していたKustom Shop の社長さんと Shige-san が会場でハナシをしている場面がありました。二人で話していたので具体的な内容は把握していませんが「しつこく、粘り強く続ける事が大事なんじゃないか」と話していたと聞きました。まさしくその積み重ねを30年以上続けていた事がGNRSで表彰される事に繋がったんだなぁ〜と勝手に凡人代表の僕は思っています。

僕が物心ついた時には、既にこのカルチャーは存在していて、例え近隣にそんなモノがなくてもマガジンやMOONEYES の広告などでこの世界の事に憧れを持つ事が出来ていました。「非日常」の世界の魅力を、広める為にスタートし、僕みたいな人間でも「日常」で楽しめるカルチャーとして二人が根付かせていった、その事に改めて気づいた3回目のGNRSでした。

さぁ一週間後の3月10日は、お台場で33回目となる MOONEYES Street Car Nationals®です。

イベントをこれからも「日常」として楽しめるように、残り一週間準備していきます。

そう!「あんこ」みたいに!!

皆様、会場でお待ちしております。

MOONEYES 広報 Pan Sumi


"Shi Zu Kani – Keep Calm and Stay CQQL""

今年も皆様のご協力のおかげで、28th Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2019 の開催が決定致しました! このカルチャーが大切な方々が一丸となった結果です。本当にありがとうございます! 会場周辺の問題は変化なく今年も今まで同様 "SHIZUKANI" です。

2014年の "Be Calm, Not Loud – Shizukani," から始まったキャンペーン、 2015年は "Save The Yokohama Hot Rod Custom Show"、2016は "Respect Our Kulture - Mamoroh!"、2017は "Grow Together – Sodateyou" 2018年 のスローガンが "Cherish Our Kulture – 大切に – Tai setsu ni" 、そして今年で6回目になるキャンペーンは もう一度原点に戻り "Shi Zu Kani" / "Keep Calm and Stay CQQL" です。

最初のキャンペーンスタートから5年経ち、主催する我々も含め常に YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW が存続危機にあるという意識が低くなって来ています。どういった経緯でこのキャンペーンがスタートしたのかを知らない方々も多くいらっしゃる様です。今年も皆様にご協力を頂き、周知、徹底はもちろんの事、我々を含め皆様の熱い気持ちを一つにし、このカルチャーを守って行きましょう。2019年はもう一度原点に返り "Shi Zu Kani - Keep Calm and Stay CQQL" をキャンペーンとして掲げ、今年も 1年に渡りこのキャンペーンを進めて行きます。皆様のご協力、宜しくお願いします。

HCS2019 今年のOfficial ハッシュタグは
#hcs2019, #shizukani, #keepcalmandstaycool, #savetheyokohamahotrodcustomshow

今年も情報の拡散にご協力ください!