新商品

予告ホームランを打つ男

世の中の動きに敏感にならなければならない広報のくせに、僕はほぼテレビを見ません。嫌いじゃないんですけど、なんで見なくなったのか自分でもわかりません。自宅のテレビのリモコンなんて使い方もよく理解していません。だからバラエティ番組とかの流行りに疎いんです残念ながら。もし僕にイナズマのような強烈な勇気が宿ったとしてですよ。皆んなの前で流行りのギャグを一発やれって言われても、だいぶ時間軸の遅れが自然に出て嫌な空気が流れるんだと思います。

ほら?あれですよ、海外で現地の国の方が日本からの観光客の方を喜ばせようと前振りなしでいきなり「ソンナノカンケイネー!!」とか自信満々で言う、あの空気です。

言われた僕はどうすれば良いんですか?って思いながらも日本人の僕の為に有難うって思うあの甘酸っぱい空気です。

テレビは、お休みを頂いた時に、ムスメとEテレ(教育テレビ)を時々一緒に観るくらいです。ムスメが隣で「ディヒヒヒ〜」って我を忘れながらクッションを抱えて笑っている横で、僕はひたすら子供番組の作り込みや、番組中の色使いに「すげぇ〜」ってなっています。考えてみてください。Eテレの番組って、まだテレビってモノも理解出来ていない言葉も覚えていないお子さん達でも「楽しい」「画面の世界に入ってマネしたくなっちゃう」と思わせているんです。たぶん、いや絶対、作られれている人たちは、ものスゴイ制限の中、とてつもなくシンプルな構造にすべく、強烈に色んな事考えて考えて計算されて時間をかけて、作られているのだろうと考えながら観る時があります。

今や世の中は、情報と同じように好きな動画をどこでもいつでもチョイスが出来て楽しめるモノになっています。朝7時の駅のホームだろうが、夜中2時の会社のオフィスだろうが、「8時だヨ! 全員集合〜!!」って手ぬぐいハッピ姿のいかりや長介さんを観れるんです。

その反面、「これを見よう!!!」と思わなければ、いつまで経っても選択されない世の中になってきているのも事実だと思います。

今週、昨年12月4日に開催したYokohama Hot Rod Custom Show 2016(以下HCS)のDVDを手に入れました。先月発売開始と共に怒涛のオーダーが続いているDVDです。

このDVDを撮影、編集制作しているのは、同部署でShopping も含めたMQQNEYESに関わる全てのWebサイトのデザイン、管理をしている Hiro Sugerです。もう完成までのとんでもなく長い道のりを一人黙々と着々と進めているのは知っています当然ながら。でもどうやったらあんな動画が出来るかなんて彼自身しかわかりませんからね。僕は胸張って「オレには出来ねぇ〜!!」って大声で叫べますよ。

USAでの取材撮影の際は、2週間弱、寝起きを彼と共にして動き回っているので、どういう事をやっているのかある程度は理解出来ます。ただ、それにしても取材先に着いた時点で沢山の事を決断していって一発、また一発と読み通りの動画を撮影していけば終わりってわけじゃありません。編集や音楽、翻訳、字幕作りまで……..気が遠くなります。先週のブログでも書いたポスターと同じように彼の作りだすムービーもプロモーションという部分でとてもとても重要なモノで、その時期その時期で編集しなおし仕掛けいくわけです。

正直、イベントDVDって昔は記録映像という意味合いが強かったと思います。見ている側も感情の起伏なく見ていくような、関係者、エントリー者の方だけに向けた映像というイメージです。でも彼が創るHCS DVDってそういうレベルのモノじゃ全くないですからね。今までのイメージをぶっ壊してストーリーとして作り上げていくのは生半可な気持ちじゃ完成を迎える事は出来ないと思っています。そして毎年、毎年同じイベントを撮影して新しいモノを作る大変さもわかっているつもりですが、僕の想像を超えていると思います。辞めるのは簡単ですから。

でもなんせ Hiro Suger はポーカーフェイスなんで常に淡々としてるんですよ。昼休みに寝不足で床でぶっ倒れて寝てたり、頭掻きむしってヤケ食いとかしないんですよ。あ、これ僕ですね。超スマートにとんでもない事、予定通りに決めていくのがヤツの仕事なんです。わかりやすく広島東洋カープでいうとですね、僕が、達川光男タイプの偽デッドボールで一塁に勝手にいっちゃう人間で、 Hiro Suger は前田 智徳タイプの黙々とホームラン量産する人間なんですよ。というか予告ホームランが打てる人です彼。

主催社のスタッフとしてイベント搬入日の始めから撤収完了の最後まで、あの場所にいても知らなかった事は沢山あります。伝えなければならない要素を全て抑えて「楽しく」「あの会場で起きたイベント、そしてそのイベントに関わる人たちの世界に観ている人を引き込んでいく」のが彼の動画の世界だと僕は思っています。そうなる為に、彼が色んな事を考えて考えて計算して時間をかけて、何度もスタッフ同士で視聴会やっているのを僕は知っています。

僕があ〜だこうだこのDVDの魅力を言っても伝わらないかもしれません。
でも毎年沢山の人達が「これを見よう!!!」とHCS DVDを選択し続けている事。

これが一番の証拠ですよね。

それにしても、DVD発売から一ヶ月。ちょっとタイミングが遅くなりました。広報のくせに……….
ソンナノカンケイネー!!

外国人っぽく突然言ってみましたけど…..
ほら?こういう甘酸っぱい空気になるのが僕苦手なんですよ。

さぁ家に帰って今日はHCS DVDを観て週末の気分を上げていこうと思います。

テレビの前で、「HCSだヨ!! 全員集合〜!!」 って小さい声で言ってみようかな〜。


"Shi Zu Kani – Keep Calm and Stay CQQL""

今年も皆様のご協力のおかげで、28th Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2019 の開催が決定致しました! このカルチャーが大切な方々が一丸となった結果です。本当にありがとうございます! 会場周辺の問題は変化なく今年も今まで同様 "SHIZUKANI" です。

2014年の "Be Calm, Not Loud – Shizukani," から始まったキャンペーン、 2015年は "Save The Yokohama Hot Rod Custom Show"、2016は "Respect Our Kulture - Mamoroh!"、2017は "Grow Together – Sodateyou" 2018年 のスローガンが "Cherish Our Kulture – 大切に – Tai setsu ni" 、そして今年で6回目になるキャンペーンは もう一度原点に戻り "Shi Zu Kani" / "Keep Calm and Stay CQQL" です。

最初のキャンペーンスタートから5年経ち、主催する我々も含め常に YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW が存続危機にあるという意識が低くなって来ています。どういった経緯でこのキャンペーンがスタートしたのかを知らない方々も多くいらっしゃる様です。今年も皆様にご協力を頂き、周知、徹底はもちろんの事、我々を含め皆様の熱い気持ちを一つにし、このカルチャーを守って行きましょう。2019年はもう一度原点に返り "Shi Zu Kani - Keep Calm and Stay CQQL" をキャンペーンとして掲げ、今年も 1年に渡りこのキャンペーンを進めて行きます。皆様のご協力、宜しくお願いします。

HCS2019 今年のOfficial ハッシュタグは
#hcs2019, #shizukani, #keepcalmandstaycool, #savetheyokohamahotrodcustomshow

今年も情報の拡散にご協力ください!